外務大臣としての政治手腕を評価されている上川陽子氏。流暢な英語を話し、通訳なしで海外要人と議論ができる、次期総理大臣に!という声も上がっています。
上川陽子氏の経歴、政策、アメリカとのつながり、和製ヌーランドと言われる理由について調べました。
上川陽子 経歴
上川陽子氏は、自由民主党所属の衆議院議員(7期)であり、現在は外務大臣を務めています。
以下に彼女の主な経歴をまとめてみました。
- 1953年3月1日、静岡県静岡市に生まれる
- 東京大学を卒業後、三菱総合研究所の研究員となる
- フルブライト奨学生としてアメリカのハーバード大学ケネディ・スクールに留学し、政治行政学修士号を取得
- 留学中には、アメリカ合衆国議会のマックス・ボーカス上院議員(民主党)の政策立案スタッフを務め、大統領選挙運動にも参加
- 2000年6月、第42回衆議院議員総選挙で初当選
- 2014年10月、法務大臣に任命され、7年ぶりに2度目の入閣を果たす
- 2017年8月、第3次安倍第3次改造内閣で、再び法務大臣に任命
- 2023年9月、第2次岸田第2次改造内閣で外務大臣に就任
経歴を見ると、アメリカ寄りの考えを持っていることが推測できます。安倍内閣でも多用されていますので、かなりの親米派と言えるでしょう。
上川陽子 アメリカに忠実な政策
上川陽子外務大臣の主な政策は以下の通りです。
- 国際社会の分断や対立の解消:国際社会の分断や対立が深まる中、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化や「人間の尊厳」が守られる世界を確保すべく、幅広いパートナーとの更なる協力や連携を図っています。
- ウクライナ支援:ウクライナ支援を力強く推進しており、NATO信託基金に新たに約3,700万ドルを拠出し対無人航空機検知システム等を供与することを発表しています。
- 安保理改革:国連総会を強化する取組を続け、安保理改革を進める必要があると主張しています。
- 情報発信とソフトパワー:国民の声にしっかり耳を傾け、理解してもらいながら、支持される外交を展開したいと強調しています。
アメリカに忠実な政策ですね。岸田政権と全く同じです。アメリカ・国連に追従する方針です。
政権内部の人間だから仕方ないのでしょうが、個人の政治理念は政策からは感じ取れません。
上川陽子 アメリカ民主党との繋がり
上記経歴にありました民主党マックス・ボーカス氏とはどんな人なのでしょうか?
マックスウェル・ジーベン・ボーカス(Maxwell Sieben Baucus)は、アメリカ合衆国の政治家で外交官です。彼は1941年12月11日に生まれ、民主党員として活動しています。
ボーカス氏は、バラク・オバマ前大統領から任命され、2014年から2017年まで駐中国大使を務めていた。2019年5月まで中国のアリババグループのアドバイザーも務めていたそうです。
つまり親中派のアメリカ民主党員です。
エマニュエル駐日大使、ヒラリークリントンとも仲良しのようですね。
アメリカのド左翼民主党の路線をいくということでしょう。
上川陽子 ウクライナ支援はアメリカの指示?
2023年6月までのウクライナ支援額はすでに1.1兆円(朝日新聞デジタル)、それに加えて、ウクライナ支援としてNATOに53億円を拠出すると表明した上川外相。2024年1月1日に能登地震が起きて、被災者はいまだ体育館暮らしをしています。
NATO(北大西洋条約機構)とは、冷戦時代に1949年に設立された軍事同盟です。
つまり日本は武器支援、戦争支援をするということです。
上川陽子氏は、アメリカの意のままに行動をしています。もしくは、アメリカの意のままの岸田首相の意のままでしょうか?
上川陽子 ビクトリアヌーランドとの共通点
アメリカ民主党のビクトリアヌーランド氏も外交官であり、アメリカのために世界中を飛び回っています。上川陽子氏との共通点は、外交官であるということです。
ビクトリアヌーランドとは?
ヴィクトリア・ジェーン・ヌーランド氏は、アメリカの外交官で、2021年からアメリカ合衆国国務次官(政治担当)を務めています。彼女のキャリアは多岐にわたり、ヨーロッパ・ユーラシア担当国務次官補やNATO大使など、さまざまな役職を歴任してきました。
近年ではウクライナへ深く干渉していることが知られています。
ヌーランド氏は、ウクライナの「マイダン革命」の主導的なアメリカの指南役となりました。それが今回のウクライナ戦争の根本的な原因だと言われています。彼女はヨーロッパでのロシア封じ込めを画策し、ロシアに対してより強硬な態度を取るようヨーロッパの同盟国に対して働きかけをしています。
ヌーランドは ネオコンの戦争屋
アメリカでは、ヌーランド氏は戦争屋と言われています。ヌーランド氏が現れるところ、戦争が起こると。
彼女は、アメリカ民主党のネオコン、いわゆるディープステイト、世界で戦争を起こして軍事企業へ税金を分配するのがお仕事です。
トランプ元大統領は、ウクライナ戦争をヌーランドのような官僚が戦争に導いたと批判しています。
元ウクライナ大使の馬渕睦夫氏は、ウクライナ戦争は、ジョージソロスとアメリカネオコンの計画と指摘しています。
上川陽子は ヌーランドと同じことをしている?
そんなヌーランド氏と同じことをしていると言われているのが、上川陽子氏です。
外交と言って、戦争国を訪問し、武器支援をする、アメリカのネオコンと同じことをやっています。
上川陽子氏が、率先して戦争を起こそうとしているのではなく、アメリカの指示に忠実に従っているだけでしょう。
彼女の意思でやっているとすれば、戦争支援の恐ろしい思想の持ち主ですし、彼女の意思ではなく、アメリカの傀儡であるとすれば、またそれはそれで、恐ろしいことです。
上川陽子は 和製ヌーランドと危惧されている
日米近代史研究家の渡辺 惣樹氏は、「上川外相へ、和製ヌーランドになるなかれ」とい発信をしています。アメリカネオコンの手先に成り下がる日本人の外交官に警鐘を鳴らしています。
渡辺 惣樹氏はもともとは作家ですが、日本のマスコミが正しい情報を発信をしないため、日本の危機を感じ、YouTubeで発信を始めました。
まとめ
これまでの上川陽子氏の外交では、彼女の本音は見えてきません。
岸田総理の指示通りに任務を遂行していると思われます。
国際情勢、アメリカ政治に精通している上川陽子氏が覚醒し、日本のためになる政治を行ってくれるのであれば、是非総理大臣となって日本を正しい方向へ導いてほしいと思います。
日本国のために、早く目覚めますように!