メガソーラー火災が増加しています。火災が起きても感電の恐れがあるため簡単には放水ができず、消えるのを待つしかないと言われているメガソーラー。二酸化炭素の排出を抑えるために作られたはずなのに、二酸化炭素の排出を止められないという本末転倒な再エネ施設。森林を切り崩していることもあり、エコではなく、環境破壊であるという意見が強くなってきています。
日本政府はその問題を認識した上で、太陽光パネル推進を続けています。
最近のメガソーラー火災と太陽光パネルの問題点についてまとめました。
メガソーラー火災 鎮火を待つしかない
放水すると感電する可能性があるので、見守るしかないメガソーラー火災。
パネルが敷き詰められているので、一旦火がつくと延焼する確率が高く火災が大規模になってしまいます。
二酸化炭素排出を抑えるための、発電設備が、燃えて二酸化炭素をずっと排出し続けるという、笑えないお話です。
最近起きたメガソーラの火災を以下にまとめました。
2024年4月15日 仙台市青葉区 鎮火まで22時間
仙台青葉区でのメガソーラー火災、消火活動が困難で、鎮火までに22時間もかかったとのこと。
2024年3月27日 鹿児島県伊佐市 鎮火まで20時間以上
鹿児島伊佐市のメガソーラー火災、自然鎮火するまで20時間以上を要したそうです。爆発により消防隊員が負傷するなど、太陽光発電施設で災害が発生した際の対応の困難さが浮き彫りとなりました。
2024年1月13日 和歌山県すさみ町 鎮火まで4日
和歌山県すさみ町の大規模メガソーラーでの火災、消火活動ができず、鎮火までに4日。映像で見ると、設置の杜撰さがわかります。
太陽光パネルは太陽光が一番効率よく当たる角度でつけなければいけませんが、あっちこっち向いていますよね。
業者は設置するまでが目的なのか?と考えさせられます。
2017年2月16日 埼玉県三芳町アスクル倉庫 鎮火まで12日
埼玉県三芳町のアスクル倉庫火災は、なんと完全鎮火までに12日間もかかりました。工場などの屋根の上に設置している事業者や、マンション・戸建ての屋根の上に設置している住宅は、火災の時の事態を想定しているのでしょうか?
メガソーラー火災 消火が困難な理由
太陽光パネルの火災は、消火活動において独特の課題を提起します。以下に、太陽光パネル火災に関連する消火活動の視点からの指摘を示します。
放水すると感電する!
太陽光発電は、太陽光が当たっている限り火災でも発電し続けます。発電を止めない限り、放水をすると消防隊員が感電する危険性があるので、放水での消火活動は困難です。
消火方法が確立されていない!
火災の場合、一般的な水や泡消火剤では、電気火災に効果が限定されるため、特殊な消火剤や消火システムが必要とされます。また、消火剤の使用により、パネルや関連機器への損傷が最小限に抑えられるかどうかも検討する必要があります。
現状は、有効な消火剤、消火方法がまだ確立されておりません。
足場確保が困難!
日本のメガソーラーは山間部を切り崩して、建設しているところが多く見受けられます。つまり消防隊が到達するにも時間がかかるし、消火活動も困難、消火をするというより、鎮火を待つしかありません。
パネルが隣接しているため延焼、火災拡大!
太陽光パネルは一般的に複数のパネルが連結されているため、火災が1つのパネルから発生した場合でも、隣接パネルに火災が拡大する可能性があります。
日中発電している状態で火災が発生した場合、放水もままならない場合は、鎮火を待つしかありません。
メガソーラーは、本当にエコなのか?
太陽光パネルについては、早くから発電効率が悪く、エコではないと言われています。その問題点についてまとめてみます。
その理由は以下のようなものです。
環境を破壊をしている、本末転倒
森林を切り崩してのメガソーラー建設、そこに疑問を感じませんか?
エコのために、森林を切り崩して、再エネ施設を設ける?本末転倒だと思いませんか?
太陽光パネルには、ヒ素やカドミウムなどの有害物質が含まれいると懸念されており、土壌汚染が心配されています。
土壌が汚染されるということは、そこの地下水も汚染、海に流れるので、海水も汚染されることになります。
日本の風土には適さない
太陽光発電は、日本の風土には適しないと言われています。
雨、台風、雪、地震の多い日本、設備の破損する機会が多いことは明らかです。
諸外国との差も考えずに、日本政府はなぜか、設置を推進しました。
地震の多い国なのに、原発を推進した、同じですね。
- 夜、積雪、降雨時は、発電しない
- 台風、豪雨、雪、雹、地震で、設備が破壊される
- 屋外設置。基盤、配線が露出しているので、破損しやすい
メガソーラー 大量廃棄時代 どうなる?
15〜20年が寿命といわれる太陽光パネル、これから大量廃棄時代がやってきます。
実はこの太陽光パネル、廃棄時の方針がまだ確立されていないのです。国は廃棄のことをろくに考えずに設置を推進したということです。本当原発と同じです。
メーカー(中国)が廃棄まで対応するわけがないし、設置した事業者が廃棄の時に事業を継続しているかどうかもわかりません。
また有害物質を含んでいるために、産業廃棄物となり、簡単に捨てることはできません。
廃棄料金が高ければ、そのまま放置する事業者が出てくるでしょうし、廃棄業者が引き受けたとしても、処分に間に合わなければ、高額な廃棄料だけ取って、放棄する可能性もあります。
廃棄業者不足となれば、法外な金額を要求してくることも懸念されます。
メガソーラーを設置した企業、自治体、個人の方々、将来のことまで考えているのでしょうか?
メガソーラー 儲かるのは中国
太陽光パネルはほとんどが中国で作られています。中国が世界シェアの8割を占めています。
中国のメーカーとしては、作って供給するまでが仕事、その先の環境だとか、発電効率だとかは、考えていないと思います。
メガソーラーを推進している国会議員は、親中派なのでしょう。
メガソーラー 再エネ賦課金と森林環境税で国民は二重苦
これ知らない方が多いのですが、再エネ推進のため、日本人は実質増税されています。
環境を壊してメガソーラーを進め、それに対して日本では再エネ賦課金が電気代に加算されています。
そして、またバカみたいな話ですが、森林を守るという名目で、森林環境税が年額1人あたり1000円、4人家族であれば4000円取られることになりました。
何をやっているのでしょうか?
そろそろ日本のみなさん、本格的に起こっても良いと思いますよ。
まとめ
最近頻発しているメガソーラー火災から、太陽光パネルの問題について、ご紹介しました。
再エネについては、国が主導で進めていますので、利権が絡んでいることは間違いありません。
100歩譲って、メガソーラーが日本のため、エコのためになっていれば、税負担が増えても、日本人は受け入れるでしょう。
しかし、これは一体誰のために進められた施策なのでしょうか?
政治を、よーく見ておきましょう!