プーチン大統領のロシア国内の支持率は今も80%と驚異的な高さです。ウクライナ戦争で、経済制裁され、ロシア経済はボロボロ、プーチンの人気は衰えていると日本のメディアは報道していますが、本当でしょうか?
日本では報じないロシアの現状を調べてみました。
プーチン大統領 ロシア国内の支持率は80%
World of Statisticsさんの統計によると、世界のリーダーたちの支持率は以下の通りです。
なんとプーチンの支持率は80%、驚異的な数字です。
人気がないと言われているアメリカバイデン大統領が37%、カナダトルドー首相が35%です。
そして日本の岸田総理、、、、ご愁傷様です。
プーチン大統領 ずっと支持率が高い理由
プーチンがロシア大統領に就任して行ってきたことは、前政権時に民営化されたロシアの財産を再国有化し、グローバリストをロシアから追い出すことでした。
民営化が進んでいたらどうなったのでしょうか?
利益は、株主の西側企業とその株主に持っていかれ、経済が空洞化してしまいます。
国民のための経済活動ではなく、資本家のための経済活動となり、経済安全保障、食糧安全保障が守られなくなります。
西側へ売られかけたロシアを取り戻したのがプーチンでした。
プーチン大統領 ウクライナ戦争で支持率はアップ
2023年10月時点では、約8割のロシア国民がプーチン大統領を支持していました。支持率は、77パーセントを記録した2022年9月より5パーセント高くなりました。同月の支持率低下は一部動員命令の発令によるものです。2020年春のコロナウイルス拡大によるロックダウン期間中に低下していた支持率は、2022年2月末にロシアがウクライナに侵攻した後、一転して上昇しました。
https://jp.statista.com/statistics/1357290/putin-approval-rating-russia
プーチン大統領 ウクライナ戦争で経済は成長
ウクライナ戦争を契機に、BRICSのつながりが強化され、戦争特需によって、ロシア経済は拡大しました。
この戦争で経済制裁をした西欧諸国がボロボロとなり、ロシアが経済成長する結果となりました。
ロシアへの経済制裁は効いていない?
IMFがロシア経済の成長率を2.6%と上方修正したと発表しました。
ロシアには西側の経済制裁は全く効いておらず、ウクライナ戦争によって経済が発展しています。
経済制裁が効かない理由は、エネルギーも食糧も全て自国でまかなえることです。
輸入に頼らなくても、自国で全部生産、消費すれば、経済は回ります。
西側諸国は、経済制裁により自分の首を絞めた形になりました。
- ヨーロッパはロシアからのガスが入らず、エネルギー高騰、インフレに
- アメリカはドル離れが進み、基軸通貨としての存続が危ぶまれるように
- 第三世界BRICSへの加入が加速し、反西側体制の結束が強まった
ロシア制裁 世界160カ国は参加していない
ロシアへの経済制裁が効かなかった理由は、経済制裁をした国が、世界の一部だったということです。
日本では世界中が反ロシアのように報道していますが、実際は、ほとんどの国が中立を保ちました。
つまり戦争に加担しなかったのです。
ロシア制裁 自国を追い込んだ日本
世界の賢い国とは違って、日本は、アメリカに追従しウクライナを支援、経済だけではなく武器まで支援し、プーチンに敵国と認定されてしまいました。
ロシアからの石油の輸入を自らストップし、日本の燃料費は高騰しました。
ロシアで人気のあった日本の自動車、衣料(ユニクロ)、飲食などの産業がロシアから撤退しましたが、その代わりに中国がロシア市場に入っていきました。
つまり日本はロシアへの販路を失ったわけです。
ウクライナ戦争がBRICSを拡大させた
ロシアが加盟するBRICSは、このウクライナ戦争を契機に求心力を増し、加盟申請国がどんどん増えています。
これまでアメリカの支配に苦しめられていた国々がBRICSに加入し、米ドル排除の動きが加速しています。
BRICSが占めるGDPは、G7を抜いています
BRICSへの加盟申請は今後もっと増えるでしょう。
まとめ
プーチン大統領は、もともとロシア国内で人気があったのですが、このウクライナ戦争を通して、経済を成長させ、強い信念を持ったリーダーとしてさらに世界でも人気を博しています。
日本の虚偽報道は、アメリカ側のプロパガンダにすぎません。
今後ロシアを中心としたBRICSはさらに拡大し、西側の脅威となるでしょう。
世界が変わる瞬間を見れる時代です。
このショーを楽しみましょう。