俳優の宮沢氷魚さんと黒島結菜さんが結婚!しかし入籍せず、事実婚の形をとるようです。
これまでの常識では、芸能人同士でも第一子妊娠となると責任を取って結婚=デキ婚というのが当たり前でした。しかし、宮沢氷魚さん・黒島結菜さんは、入籍自体を考えていないと!
早速ネットでは、賛否両論上がっています。
事実婚のメリットデメリットを調べてみました!
宮沢氷魚・黒島結菜の事実婚 宮沢氷魚は無責任?
日本の伝統的価値観=子どもができたら籍を入れて、家庭をもつのが常識という考え方が日本では一般的です。
ネットでは、父親の宮沢氷魚さんに批判があつまりました。
生まれてくる子どもを心配しての批判です。
宮沢氷魚・黒島結菜 事実婚は今どき!フランス人みたい!
妊娠しているのに、籍は入れない=事実婚が「今どき」だと言う人も。
事実婚に対して好意的に思っている人と、時代の流れで仕方ないと思っている人といました。
フランス人みたい!と思っている人もたくさんいました。
事実婚とは?
事実婚とは、婚姻届を提出せずに実質的な夫婦として共同生活を送っている状態のことを指します。
事実婚は法律上の婚姻関係ではありませんが、社会生活を送る上で事実上夫婦同然の生活をすることからこのように呼ばれます。
事実婚が認められるためには、以下の要件を満たす必要があります。
- お互いに婚姻の意思があること
- 一定期間同居し、夫婦同然の共同生活の実態があること
- 生計を同一にしていること
事実婚のメリット、デメリットは?
事実婚にはメリットとデメリットがあります。
メリットとしては、夫婦別姓が選択できること、義家族や親戚と距離を置けること、別れてもバツイチにならないことなどがあります。
一方、デメリットとしては、子供が非嫡出子になること、税制上の優遇措置がないこと、病気等の際に家族として扱われない可能性があることなどが挙げられます。
こうやってみると、こどもにとっては、メリットはあまりないものと思われます。
事実婚のこどもは非嫡出子
非嫡出子(ひちゃくしゅつし)とは、法律上で婚姻関係を結んでいない男女の間に生まれた子供のことを指します。
一方、法律上で婚姻関係を結んでいる夫婦の間に生まれた子供は嫡出子と呼ばれます。
非嫡出子は、父親に認知されない限り、父親の相続人となることができず、扶養請求ができなかったり、父の氏を名乗れないなどの不利益を被る可能性があります。
しかし、父親に認知されることで、非嫡出子も相続権を得ることができます。
事実婚 フランスでは当たり前
海外では、事実婚は一般的な選択肢となっています。
特にヨーロッパでは、結婚に対する考え方が日本とは大きく異なり、家族のあり方も多様化しています。
例えば、フランスでは「事実婚」が当たり前に存在しています。
フランスでは、「結婚しなければならない」という概念がなく、パートナーを愛し続けていたいから結婚しないという考え方が一般的です。
また、フランスでは1999年の民法改正により、結婚の他に「PACS(パックス:民事連帯契約)」という婚姻より規則が緩く、同棲よりも法的な権利を受けれる新しい家族のあり方が認められました。
しかし、日本では事実婚を選択するカップルはまだ少なく、「結婚=入籍」という考え方が一般的です。
そのため、日本と海外では「結婚」の考え方が大きく異なります1。
まとめ
事実婚という形が、若い人からみるとカッコよく、ある程度の年代以上から見ると、無責任と言われているようです。
宮沢氷魚さんと黒島結菜さんの結婚が、日本に新しい結婚の形を広めることになるかもしれませんね。
おふたりとお子さんが幸せに暮らせるように祈念しております。