危険度マックスのエボラ出血熱の動物実験が日本で始まります。東京都武蔵村山市の国立感染症研究所と長崎大学で始まるのですが、どちらも住宅街。病原体を輸入して、動物に感染させ、治療薬やワクチンを作ることが目的だそうです。
住民に危険はないのでしょうか?
動物実験をしたその後は、、、人体実験?
BSL-4施設について調べましたのでご覧ください。
BSLー4とは何の略?
BSL-4は「バイオセーフティレベル4」(Biosafety Level 4)の略称です。
BSL-4は、細菌・ウイルスなどの微生物や病原体を取り扱う実験室・施設の安全性レベルを示す分類の中で、最も高度な安全対策が必要とされる最上位のレベルを指します。
BSL-4施設は、最高水準の安全対策を講じることで、危険な病原体の研究を可能にし、新たな治療法やワクチンの開発に貢献することを目的としています。
バイオセーフティレベル
BSLレベルの違いを以下の表にまとめました。
日本では、現在1施設が稼働中、1施設が準備中です。
BSLレベル | 危険度 | 病原体の例 | 安全対策 | 日本の研究所例 |
---|---|---|---|---|
BSL-1 | 最小 | 大腸菌、枯草菌 | 通常の実験台、手洗い | 一般的な大学・研究所の実験室 |
BSL-2 | 中程度 | インフルエンザウイルス、サルモネラ菌 | 安全キャビネット、防護服 | 多くの大学・研究所の微生物実験室 |
BSL-3 | 高度 | 結核菌、ウエストナイルウイルス | 気密性の高い実験室、二重扉、空気濾過 | 国立感染症研究所(東京) |
BSL-4 | 最高 | エボラウイルス、マールブルグウイルス | 完全密閉、陽圧防護服、除染設備 | 国立感染症研究所村山庁舎(東京)、長崎大学(準備中) |
日本のBSL-4施設はどこにある?
日本には現在、以下の3つのBSL-4施設があります。
これらの施設のうち、現時点で完全にBSL-4レベルで稼働しているのは国立感染症研究所村山庁舎のみです。他の2施設は、BSL-4としての完全稼働に向けて準備中または調整中の状態です。
国立感染症研究所村山庁舎
住所:〒208-0011 東京都武蔵村山市学園4-7-1
この施設は1986年に完成し、2015年8月7日に日本初のBSL-4施設として稼働を開始しました。
現在は施設の老朽化により移転が検討されています。
長崎大学高度感染症研究センター
住所:〒852-8523 長崎県長崎市坂本1丁目12-4
この施設は完成済みですが、現在は稼働に向けた準備中の段階です。
理化学研究所筑波研究所
住所:〒305-0074 茨城県つくば市高野台3-1-1
この施設はBSL-4規格で建設されましたが、現在はBSL-3レベルでの稼働にとどまっています。
BSL-4としての完全稼働には至っていません。
BSL-4施設 日本では住宅街に、海外では郊外に
BSL-4施設の立地に関しては、日本と海外で状況が異なります。
日本の状況は、国土が狭く人口密度が高いという地理的制約や、既存の研究機関の立地などの要因が影響していると考えられます。
しかし、このような立地は世界的に見ると珍しいケースであり、多くの国では住宅地から離れた場所にBSL-4施設を設置する傾向があります。
BSL-4施設立地 日本の場合
国立感染症研究所村山庁舎(東京都武蔵村山市)や長崎大学高度感染症研究センター(長崎県長崎市)のBSL-4施設は、比較的住宅地に近い場所に位置しています。
特に長崎大学の施設は、住宅密集地に隣接しており、このことが地域住民との間で懸念事項となっています。
BSL-4施設立地 海外の場合
一般的に、海外のBSL-4施設は住宅地から離れた場所に設置される傾向があります。
例えば:
- アメリカ: 多くのBSL-4施設は軍事基地内や大学のキャンパス内、または都市部から離れた場所に設置されています。
- ヨーロッパ: 都市部から離れた場所や、専用の研究施設内に設置されることが多いです。
- オーストラリア: 都市部から離れた場所に設置されています。
ただし、一部の国では都市部に近い場所にBSL-4施設が設置されているケースもあります。例えば、ドイツのハンブルクにあるベルンハルト・ノホト熱帯医学研究所のBSL-4施設は都市部に比較的近い場所にあります。
国立感染症研究所村山庁舎(東京都武蔵村山市) 住宅街に立地
国立感染症研究所村山庁舎のBSL-4施設は、1981年に東京都武蔵村山市に建設されました。
しかし、住民の反対により、長年BSL-4としての稼働が見送られてきました。
約30年間の反対運動を経て、2015年8月7日に日本初のBSL-4施設として稼働を開始しました。
現在、この施設では、エボラウイルスなどの危険度の高い病原体を用いた実験が行われています。
2023年11月には、エボラ出血熱など致死率の高い病気の原因ウイルスを動物に感染させる実験を進める方針が発表されました。
住宅地に近接していることから、安全性への懸念が依然として存在します。
しかし、施設の老朽化が問題となっており、移転が検討されています。
長崎大学高度感染症研究センター(長崎県長崎市) 住宅街に立地
2014年頃から計画が進められていますが、住民の強い反対運動に直面しています。
主な反対理由は以下の通りです。
- 住宅密集地に近接していること
- 観光名所の歴史文化地区に隣接していること
- 近くに活断層の可能性がある断層があること
- リスク管理や住民との議論が不十分であること
2018年には「BSL-4施設計画の差し止めを求める会」が結成され、2,275人の近隣住民がメンバーとなっています。
26の自治会が反対表明を出し、18,000筆を超える反対署名が集まりました。
しかし住民の反対をよそに、計画は着々と進んでいます。
危険なウィルスをなぜ?住民は心配
日本には存在しない危険度マックスのウィルスをわざわざ輸入して持ち込み、動物に感染させて実験って、、、もしラットが逃げたらどうするの?というのが一般人の心配事です。
新型コロナウィルスは武漢研究所から漏れたと言われています。
本当に大丈夫?と思うのが人の常です。
岸田文雄「日本を治験のしやすい国にする」
海外で岸田文雄首相が公言したのが、「日本を治験のしやすい国にする」。
安倍晋三元首相は「日本をビジネスのしやすい国にする」と海外で公言、その通りに日本の企業が海外投資家に買われることになりました。
エボラ動物実験→ワクチン・新薬開発→日本人で治験
これが日本政府の考えていることだと思いますよ。
まとめ
動物実験でワクチンを開発したら、次は人体実験ですよ。
日本のみなさん、新薬、新ワクチンには要注意です。
日本人が実験台です。