JR仙台駅・東北新幹線はやぶさ52号東京行きの車内でカバンから液体が漏れ、白煙があがり、子ども含む6人が触ってけがをしたと報道がありました。X(Twitter)で、怖い、テロか?目的は何?と話題になっています。
現在の情報、X(Twitter)の声、考えられる薬品を調べてみました。
東北新幹線 液体漏れ
東北新幹線の車内で黒い鞄のようなものから、気体、液体が流出、触った人が火傷をしたそうです。
こどもを含む6人ということですが、このカバンの持ち主も含まれるのかはわかっていません。
謎の液体ということで、地下鉄サリン事件を思わせます。
東北新幹線 液体漏れ X(Twitter)の声
漏れた液体が何かわからないので、みんな不安に思っています。
テロだったら怖いですよね。
東北新幹線 液体漏れ 何の薬品?
東北新幹線 液体漏れ サリン?
無色の液体で揮発性が高く気体の比重は空気より重い。 人体へは主に呼吸器、皮膚等により吸収され、おう吐、縮瞳(どう)、けいれん、頭痛、めまい、呼吸困難等を引き起こす。 持続性と即効性が強く、毒性が著しく強く、人に対する殺傷能力が極めて強い。
https://www.npa.go.jp/hakusyo/h07/h070101.html
サリンではなさそうです。サリンであれば、白煙を撮影した人が被害に遭っているでしょう。
東北新幹線 液体漏れ 化学薬品?
気体になる液体、触ったら火傷する、を考えると化学熱傷でしょう。
匂いについては、まだ情報はありません。
こういう化学薬品を持ちこむ目的はなんでしょうか?
化学熱傷(薬品によるやけど)〔かがくねっしょう〕
酸、アルカリ、金属塩、有機溶媒などが、皮膚に触れたために起こるやけどです。
時事メディカル
職場で起こることが多いのですが、家庭では消毒剤、漂白剤、さび落とし、トイレ洗浄剤などの誤用で起こることもあります。そのため、これらの品は子どもの手の届かない場所に置くなどの配慮が必要です。
- 硫酸
- 塩酸
- 塩化水素
- フッ素
- 強アルカリ洗浄液
- ドライアイス
東北新幹線 液体漏れ バッテリー?
時々白煙騒ぎがありますが、リチウムイオンバッテリーから煙が出たという事象が多い印象です。
しかし今回は液体が漏れているということなので、バッテリーではなさそうです。
東北新幹線 液体漏れ カバンの持ち主は何者?
カバンの持ち主は、東京都在住の40代男性で仕事で使う薬品を運んでいたとのことです。液体は地質調査につかう試薬の硫酸だとか。
危ないものではない?実際やけどした人がいるのですから危険なものですよね。
ほかの乗客が乗務員を呼びにいく間、この男性は「試薬の酸が爆発してしまった」と話し、「危ないものではないです。試薬の硫酸なので大丈夫です」「ご迷惑をおかけしてすみません。大丈夫なので」などと繰り返していたという。
騒動は新青森発東京行きの東北新幹線はやぶさ52号で起きた。仙台駅に停車する直前、都内の男性は、足元の黒いバッグから薬品が漏れていると他の乗客から指摘され、バッグを持ってデッキに移動。その際、薬品が通路にこぼれ、自身の両足にもかかってやけどを負った。
JR東日本によると、はやぶさ52号は乗客全員を降ろして運休となった。東北新幹線の上り12本にも最大55分の遅れが生じるなど、約7300人に影響が出たという。
朝日新聞デジタル
東北新幹線 液体漏れ 仙台駅大変
「仙台駅大変」という言葉がX(Twitter)トレンドに上がっていました。
防護服を着た、警察、消防が集まってものものしいい雰囲気です。
電車も遅れ、大変な騒ぎですね。
まとめ
今回は業務用の試薬の硫酸で、テロなどではありませんでした。
しかし決して安全なものではないので、運搬管理をしっかりしてもらいたいものです。
今後新幹線に乗るにも、荷物チェックが必要になりそうですね。